山人ノウハウ集

釣った魚を食す。保存する

自分で釣り上げた魚はそれだけで旨い手を加えて色々な食べ方に挑戦！

魚料理は数あれど、釣ったその場で火をおこして食べる
のが一番美味しくて、贅沢な食べ方といえるでしょう。
ただ、食べきれない位釣ってしまったら。。。ここでは、
焼き魚以外の川魚の食べ方のバリエーションをご紹介し
ます。
自分で釣り上げ、さらに自分で加工して食べる魚。買っ
たものでは味わえない、満足感が得られるはずです！

一夜干し

開いて、食塩水に付け込んで日陰に干すだけの簡単保存食♪凝縮した旨味が特徴です！

黄金イクラ

川魚のイクラは黄金色！すじこをバラして付け込めば自家製イクラの出来上がり♪

骨酒

イワナと言えばコレを思い浮かべる人も多いハズ！焼き干ししたイワナを日本酒に浮かべれば、味わい深い骨酒の出来上がり！

燻製

カリカリの燻製よりも、香りづけ程度の「熱燻」がおススメ！香ばしい香りとジューシーさを同時に楽しめる調理法です。

奈良田ではあまり発達して来なかった魚料理

古い文献を当たってみても、現役の山人達に聞いてみても、魚の調理方法、保存方法などは見当たりません（魚釣りは昔から良くやっていたそう）。
今に比べて、魚種も数も豊富だった昔の川。もしかしたら、「保存しなくても何時でも捕れる」という扱いだったのかもしれません。
一方、現在では法律で、魚を獲って良い時期が3月～9月までと決められています。山人的には秋から来春にかけて、どう美味しく魚を保存・調理するかを開発していけたら新しい文化が生まれるかもしれません。